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NatureDrum

演奏者、鑑賞者、マシン ― 音を捉える主体の中に表象される音の鑑賞

Created by GADARA

約10,000の膨大なドラムサンプル音源をディープニューラルネットワークで学習し、入力音に対して類似する音を生成するマシンによって、物理/表象を往来する音を探求するライブパフォーマンス作品。

演奏者らが石・流木・貝などを叩き、その打音を録音してマシンに入力すると、マシンはそれに類似するドラムのような音をリアルタイム生成する。生成された音は任意のリズムシーケンスで再生され、予測不可能な音楽が空間に響き渡る。

時どき、入力音と似ても似つかない音が生成されることもある。それは一見エラーのようだが、石など自然物の音を学んだことのないマシンならではのユニークさの現れのようにも解釈できる。

物理現象としての音と、音を捉える主体の中に表象される音。一方がリアルで他方がフェイクというものの見方ではなく、双方の違いの鑑賞を通して知識・経験などのデータのバイアスと、マシンそして自分自身の創造性の関係について考える機会となってほしい。


人間とマシン、両者の垣根を意識せず自由に創造可能な未来を望むライブパフォーマンスである。

2019年12月に開催されたMUTEKにGADARAが出演し、ライブパフォーマンスを実施。

2019年12月に開催されたMUTEKにGADARAが出演し、ライブパフォーマンスを実施。

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